相変わらず出張に行く度に新幹線の中で本を読んでいますが、
今回チョイスしたのはこちら
『司馬遼太郎著・世に棲む日々』
所謂、幕末ものですね。
司馬遼太郎は戦国時代も多く書いていますが、
やはり世間的には幕末から明治にかけての
小説がより評価が高いみたいです。
今回の世に棲む日々は、幕末の長州藩にスポットを
当てた内容。奇兵隊で有名な高杉晋作とその先生に
あたる吉田松陰が主人公です。
一般的には幕末といえば坂本竜馬や西郷隆盛などが
より有名でしょうか。最近では大河ドラマでも
「花燃ゆ」などで長州（山口県）が舞台になったり
したのでご存知の方も多いかもしれませんね。
まだ読了はしていませんが、いまのところの感想と
しては「あっさり人が死んでいくなぁ･･･」といった
感じ。前半の主人公である吉田松陰にしても、また
高杉晋作の友人であった久坂玄瑞にしても、気づいたら
亡くなっていた、ということが珍しくありません。
動乱の最中ゆえの描写、と言えなくもないですが、
案外、司馬遼太郎氏の特徴かもしれませんね。
吉田松陰が主人公である前半部は、時間の流れが
比較的ゆっくりなので退屈もしていましたが、やはり
革命児たる高杉晋作が出てくる後半部では全てにおいて
目まぐるしく変わり、飽きがきません。
歴史ものは結果が決まってしまっていますが、そこに
行き着くまでのプロセスが醍醐味です。読了まであと
1巻ほどですが、明治政府が誕生するきっかけを、
高杉晋作とともに追っていこうと思います。
－・－・－・－・－・－
貴金属・ダイヤモンド・時計・ブランド品買取専門店 ザ･ゴールド松任店
〒924-0032 石川県白山市村井町1655
TEL .FAX：076-275-8883
[営業時間] 10：00～18：00 / 年中無休（年末年始除く）
松任店トップページ
