貴金属・ダイヤモンド・時計・ブランド品買取り専門店ザ･ゴールド盛岡北店のリコです。
先日、男性のお客さまがクラシックな腕時計を着けていらっしゃいました。
その腕時計をお客さまは快く見せてくれました。
こちらは、実際のお写真。1970年代のオメガのデ・ヴィルです。
ケースは金メッキ、裏蓋はステンレスのスナップ式、
2針の手巻きモデルです。
薄型で、軽く、日常に使いやすいのが魅力です。
インデックスは、プリントよりも高級感のある
アップライド（植字）のバーインデックス。
ケースも、文字盤も金色ですが、文字盤の仕上げで時刻が見やすいのは
さすが歴史ある時計ブランドオメガです。
ケースのスクエアの角は丸く上品な印象になっています。
リューズには、黒い石（オニキス）がついています。
オメガの歴史あるモデルのひとつ、デ・ヴィルは
1963年に薄型のシーマスター「シーマスターデヴィル」として
発売されました。なんと、もとはシーマスターだったのですね。
独立したモデルになったのは、その4年後、1967年「デ・ヴィル」として
発売されました。
この当時の機械、キャリバー625の耐久性は、
今もこうして使えることから証明されています。
見た目の上品さとは裏腹に、中身も頑丈でしっかりしているのですね！
当時も今と変わらず、オメガは高級時計でした。
国産のセイコーのロードマチックの腕時計と比べ、3倍ほどのお値段でした。
さて、男性のお父様が遺してくれたこのデ・ヴィルを初めて手にしたのは、
お客さまがまだ20代のころだったそうです。
「今は、まだ自分には似合わない。」
そう思い、長い間ご自宅で保管していたそうです。
ここで重要なのが、その保管方法です。
湿気やほこりなどを避けて保管していたおかげで
針や文字盤などに「腐食」がありません。
「ただ、しまっているだけ」では、このようにきれいな状態では
なかったと思います。もちろんお父様も大切に使っていたのでしょう。
30代になったお客さまは、時計店でオーバーホールと革ベルトの交換をして
現在、お使いになっているそうです。
お客さまのセンスが伺える茶色のベルトは、デ・ヴィルの雰囲気にぴったりです。
今年の夏、息子さんと川遊びへ行った時もこの時計を着けていて
川に水没させてしまったそうです。
それから2週間が経ちますが、変わりなく動いているそうです。
スナップ式の裏蓋なので、その話を聞いたときハラハラしました！
大事に使っていた時計を保管して使ってくれる人がいるのは
嬉しいことですね。
ザ・ゴールドは買い取り専門店です。
もし、大事な高級腕時計を、息子さんに、ご友人に譲るときはしっかりとお伝えください。
「長くても5年に一度、数万円かかる分解掃除が必ず必要です。
それを欠かさずしてくれますか？そして大事に使い続けてくれますか？」
高級時計だからという興味だけで、只々持ち続けるだけでは受け継ぐことは
できないと思います。
現在オメガのデ・ヴィルは、「デ・ヴィルプレステージ」「デ・ヴィルトレゾア」の
コレクションを展開しています。
長く愛される時計は、今も進化し続けています。
大事に維持、管理、使用してくれる方がいらっしゃらなかったときには
ぜひ、ザ・ゴールドへお持ちください。
査定は無料です。そして、大事な腕時計の話を聞かせてください。
丁寧に査定し、次のオーナー様への橋渡しをしたいと思います。
どうぞ、大切な時計こそ、ザ・ゴールドへお持ちくださいませ。
明日のお役立ち情報では、「オメガのデ・ヴィルは、どうしてフランス語？」
をご紹介いたします。ぜひ、引き続きご覧ください。
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