貴金属・時計・ダイヤモンド買取専門店のザ・ゴールド苫小牧店のつじゆです。
今回は時計が好きな人は多いと思います。今回は時計の中からオメガの歴史などを
簡単にご紹介したいと思います
オメガの歴史
オメガの由来
オメガは、時計師ルイ・ブランが1848年にスイスで工房を設立したことから歴史が始まりました。その跡を引き継いだのが、ルイ・ブランの息子たちにより、高級時計ブランドとして成長されました。
それまで職人により手作業でされていた製造工程を機械化・自動化へと変化させ、部品ごとに分けて作る事を世界で初めて採用するなどしてどんどん成長させながら、さらに生産増加させていきました。
1848年 時計師のルイ・ブランがスイスのラ・ショーニドニフォンに時計の組立工房を創
設される。
1894年 新型ムーブメント「キャリバー19」を開発。「究極」を意味する「オメガ」と名付
つける。
1903年 社名を「ルイ・ブラン&フレールSAオメガ時計会社」へ変更
1932年 オリンピックの公式時計として採用。その後28大会での公式タイムキーパーを
務めている。
1969年 「スピードマスター」が月面着陸時に着用されて以降
「ムーンウォッチ」とも呼ばれるようになった
ザ・ムーンウォッチ ~The Moon Watch~ について
オメガに伝説を残したのが「ムーンウォッチ」の愛称で知られている
「スピードマスター・プロフェッショナル」
当時、アポロ計画を推進していたNASAは、各社のクロノグラフを揃え
宇宙環境をシュミレーションした11項目に及ぶ厳格なテストを行い
その結果唯一パスしたのが「スピードマスター」でした。
そして1969年7月21日午前2時56分GMT、人類が初めて月に降りたこの時に
アポロ11号の宇宙飛行士が着けていたのがこの腕時計だったそうです。
【よく使われる時計の用語】
リファレンスナンバー リファレンスナンバーはメーカーがつけた時計本体の型式番号 製造番号の事をあらわしていて、モデルによって番号が違い、通常は時計の裏蓋やタグ、カタログなどに「Ref」から始まり、アルファベットや数字の組み合わせで表記されています。
シリアルナンバー ひとつひとつの時計につけられる固有の識別番号同じ番号は1つだけしか存在しないそのブランドによっては、識別番号を調べると、製造工場や製造年、使われているムーブメントなどがわかることもあるようです。
ムーブメント ケースや文字盤、針などを除いた時計の機械部分の呼称。
クォーツムーブメントはモジュールと呼ばれています。
キャリバー ムーブメントの製造するメーカーが管理するためにつけた番号
ムーブメントの形式番号「Cal」と記載されている事多いです。
オーバーホール ムーブメントの分解清掃を含む、時計の定期点検・整備の事です。
時計の部品1つ1つを分解して汚れや古い油を洗い落とし注油した後に
調整、精度を確認しながら組み立てる。だいたい、3年から5年に1度オーバーホールする事が理想
です。
クロノグラフ ストップウォッチ機能がついている時計。一般の時計の中心に取り付けられた、タイム計測用の 秒針(クロノ針)のプッシュボタンを押すことによりスタート、ストップ、リスタート、リセットなどの操作をして時間を計測する事ができます。
クロノメーター 最高精度をもった時計。それに与えられる称号です。
1951年にスイスクロノメーター規格が統一されて現在では「COSC(スイス公式クロノメーター検
査協会)がその認定をしています。
「シーマスター」着用有名人
スパイ映画「007」シリーズで、1995年以降の全作中で主人公のジェームズ・ボンドが愛用していました。着用するきっかけとなったのがオスカー受賞者でもある当時の衣装を担当する人が、「英国海軍所属で、世界に名だたる控えめな紳士である海軍中佐のボンドには、ブルーダイアルのシーマスターがふさわしい」と言われたことでシーマスターを着用するようになったそうです