こんにちは!貴金属・時計・ブランド買取のザ・ゴールド札幌狸小路3丁目店のぶたたまです。
本日は、人の心を掴んで離さないダイヤモンドについてお話しします。
一般的なダイヤモンドは無色から少し黄色みがかっていますが、鮮やかな色が付いたダイヤモンド
もある事をご存知ですか?
無色透明のカラーレスダイヤが一般的ですが、カラーダイヤモンドとはその名の通り、色のついた
ダイヤモンドのことを言います。カラーダイヤモンドには、天然のナチュラルダイヤモンドと、
本物のダイヤモンドに人工的に着色をしたトリートメントダイヤモンドの2種類があります。
ナチュラルダイヤモンドの多くが、ピンクダイヤモンドの産地として有名な、アーガイル鉱山や
南アフリカや、ロシア、ブラジル、インドなどで産出されると言われています。通常、
カラーレスダイヤは、インクルージョンと呼ばれる不純物がなく、無色透明であればあるほど
評価されますが、カラーダイヤモンドはその反対で、彩度が高ければ高いほど評価されます。
カラーダイヤは、世界を見ても年間で微々たる数しか発掘されず、その価値は年々上がっています。
そのカラーダイヤとして有名なのが、発見されているピンクダイヤで最大のカラット数を誇る、
「無傷のものでは世界最大」ともいわれるピンクダイヤモンド『ピンクスター』です。
この『ピンクスター』は、一度2013年にスイスのジュネーブで行われたオークションで落札されました。
アメリカ・ニューヨークのダイヤモンド研磨業者業者が8300万米ドル(当時約92億円)で
落札したのですが、購入代金が支払えなかったため不調となり、サザビーズが買戻すことに
なったそうなのです。そこで2017年の4月に、香港で再度オークションにかけられることになり、
香港の宝石商が約79億円(5億5300万香港ドル)で落札しました!
大きなピンクダイヤは希少性が高いので、宝石の最高値更新が予測されていたようですが、まさか
ここまで高いとは・・・・!驚きですよね\(◎o◎)/!)!) 一度、実際に見てみたいものです!
また、その他にも、世界最大のオレンジダイヤモンドがスイスのジュネーブにてオークションに
かけられました!予想最高価格20億6000万円だったのに対し、最終落札価格は35億5000万円に
なったそうです(゜o゜)このダイヤモンドは通称「オレンジの涙」と呼ばれなんと14.82カラット
あります。世界最大にして最高の落札価格をつけられたオレンジダイヤ・・・。
こちらも、ぜひ一度見てみたいものです!!
このようなダイヤはカラーダイヤモンドと呼ばれ、白、黄、オレンジ、ピンク、紫、緑、赤、
バイオレット、青、ブラウン、グレー、黒など12種類あります。そのうち、GIA(米国宝石学会)が
鑑定する色は、黄、オレンジ、ピンク、赤、紫、バイオレット、青、緑の8色です。その他の色は、
基本的にGIAのカラーチャートには含まれておりません。また、この他にも1つの同じダイヤの中に
2色入っているダイヤモンドや温度など条件によって色が変わるダイヤモンド、オパールのように
遊色効果を持つ乳白色のダイヤモンドといった激レアダイヤモンドもあるそうです。
因みにピンクダイヤモンドは産出量は、全ダイヤの0.01%位です。ダイヤモンドになぜ色が付くのか?
完全な科学的証明はまだされておりません。分かっているのは、放射線の照射などによる結晶構造の変化
ダイヤモンドの生成過程に何らかの不純物が混ざり、それによって色が生じているということです。
しかし、人工的に色を付ける方法は確立され、実用化されています。その方法は放射線を当てる、
分子構造を変える、高温高圧(HPHT)プロセスなどの方法があると言われています。
このような処理を施されたダイヤモンドは、トリートメントダイヤモンドと呼ばれ、カラー生成が
天然のナチュラルダイヤモンドと区別されています。当然ですが、ナチュラルダイヤモンドの方が
市場価値は高いです。
私たちが目にするカラーダイヤモンドのほとんどが人工による着色のダイヤです。本物かどうかは
鑑定書や鑑別書を見ればすぐに分かりますが、ネットでの購入や中古品の購入の際は、販売店を
信用するしかないようです…。注意して購入しましょう。
いかがでしたか?やっぱりダイヤモンドって美しい~~~と実感したのではないでしょうか?
これからもその輝きで、世の女性を魅了していただきたいものです!