金属・ダイヤモンド・時計・ブランド品買取り専門店ザ･ゴールド高岡店のジェニファーです。
今回は豆知識として、万年筆のペン先の材質について書きたいと思います。
万年筆のペン先の材質は、主にステンレスと金が使われています。
ステンレスは安価な万年筆に、金はいわゆる高級品に使われるのが一般的です。
ちなみに、14金仕上げや18KGP等の表記はメッキ品となります。
金の場合は14金（14K）18金（18K）24金（24K）の３つがほとんどです。
ではなぜ、ペン先に金が使われるのかは、インクが関係しています
インクは酸性，アルカリ性を示す化学薬品とも言えます。
中には，強めの酸性・強めのアルカリ性を示すものもあり、その結果ペン先が腐食してしまうのです。
そのためペン先には、腐食しにくい金が使われます。
ちなみに金とステンレスで何が違うかと言うと、書き味が違います。
金の方が柔らかいので、書き味も柔らかい、滑らかな印象。
逆にステンレスは金と比べると硬いので、書き味は硬く感じます。
しかし、ペン先が柔らかい方を好む人もいれば、紙に引っかかる硬い書き味を好む人もいます。
人それぞれの好みですので、安いステンレスの万年筆は書きにくいという事では決してありません。
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