時計のこんな時どうする?!
~腕時計をうっかり一晩中、携帯電話やパソコンのそばに置いてしまった編~
突然ですが、腕時計の弱点の1つをご存知でしょうか?
それは・・・磁気なんです!
高価な時計だと、しっかりと磁気対策を行っているものもありますが、
それでも限界があるので、極力磁気からは避けたいものです。
実は携帯電話やAV機器のスピーカー部分は磁気が非常に強く、
腕時計をうっかりとそばに置いてしまうと、
腕時計の中の機械が、磁気を帯びてしまう可能性があるのです。
もし時計の部品が磁気を帯びてしまうと・・・
プラスとマイナスが引き合ったり反発し合い、
精度に異常が出るようになってしまいます。
毎日少しずつ時間がずれていってしまうと、
1週間で2分や3分といった大きなズレにもなるので、
その際はメンテナンスが必要になります。
ただ日常生活で、うっかりと携帯電話と腕時計を傍に置いてしまうことがあり、
その状態を一晩中続けてしまうと、
腕時計が磁気を持ってしまう可能性があります。
本当はすぐに修理に出して頂くのが最も良いのですが、
自分で簡単に確認できる方法もあります!
それは・・・方位磁石を使うことです!!!
手順
(1)方位磁石を水平に置く
(2)腕時計をゆっくりと回しながら、置いてある方位磁石に近づける
たったコレだけの方法です!!お手軽ですよね!
そのときに方位磁石の針が数ミリ程度動いたなら軽度の磁気帯び、
針がグルグル回るほど動いたのなら、重度の磁気帯びです。
修理に出すことをオススメします!
針が一切動かなかった場合は、磁気帯びの心配はそこまでありませんが、
念のため、毎日の時間のズレ(日差)を確認することをおすすめします。
これを1週間確認して、そのズレが日によってバラつきがあった場合は、
磁気帯びの可能性が大きくありますので、修理に出すことをオススメします。
磁気帯び確認と時間のズレの確認、この2点ともクリアできたならば、
磁気帯びの可能性は低いということになります。
ただ数日間経過したら突然精度が悪く場合もあるので、
その際はプロに相談しましょう!!
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