皆さまは時計が磁気帯すると聞いたことはありませんか？
磁気帯とは、磁石や磁気を発するものから影響を受け
時計の機械が磁石の性質を持ってしまう事です。
時計の機械の多くは金属製の歯車で構成されており
機械式時計ではその動力となるのがゼンマイです。
機械が磁気帯してしまうと金属性のゼンマイや歯車が
磁石の性質を持ってしまい部品同士が引き合う事で
正常に動かなくなり、正確に時を刻むのが難しくなります。
ご自身で愛用されている時計が、磁気帯をしているかを
確認する事が出来ます。
方位磁石を用意して、時計を方位磁石の針に近づけてみて下さい
針が時計に引っ張られ、動きましたら磁気帯していると見れます。
一度磁気帯してしまうと自然に抜けることは難しいので
修理に出して専用の機械で磁気抜きする事をお勧めします。
ザ・ゴールドでも取り扱いのある有名ブランドでは
ロレックスのミルガウス、IWCのインヂュニア、オメガのアクアテラなど
色々なメーカーで磁気に強い耐磁時計も出ておりますので
磁気を発する機械の多い環境の方は、買い替えの際に
耐磁時計も選択枠に入れてみてはいかがでしょうか？
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