
- 目次
- SIMロック解除とは?なぜ買取価格が上がるのか
- 自分のスマホは解除が必要?事前に確認すべき条件
- 【キャリア別】無料で簡単!SIMロック解除の具体的な手順
- SIMロック解除に関するよくある質問(Q&A)
- まとめ:少しの手間で高価買取を実現しよう!
先日出張買取の際に、スマートフォンの買取依頼をいただきました。少し前に発売された端末で端末の状態はとても良く、大切に使われていたことが伝わってくる美品……だったのですが、残念ながらSIMロックがかかった状態で、買取査定額が数千円下がってしまいました。
その場で、SIMロックについてお客様にご説明をさせていただいたのですが、解除までに少しお時間をいただくことと手続きが難しそうということで、SIMロックがかかった状態で、買取をさせていただくことになりました。
2021年10月1日より前に発売・販売された一部のスマートフォンにはこのようなSIMロックがかかっているものがあります。SIMロックがかかったスマートフォンで、買取査定をご依頼いただいた際に、本来の買取価格よりも少し下がってしまいます。
SIMロックは、手順さえ分かっていればご自身で解除することが可能です。少しの作業を行うだけで、機種や店舗によっては買取価格が数千円から上がることがあります。
本記事では、買取スタッフの視点から、SIMロック解除の基本や買取価格が上がる理由、そしてここでつまずきやすい!というリアルな注意点も交えながら、誰でも無料で簡単にできるキャリア別の解除手順を解説させていただきます。
SIMロック解除とは?なぜ買取価格が上がるのか
SIMロック解除を理解するために、まずはSIMロックとSIMフリーという2つの言葉の意味をご説明させていただきます。
SIMロックとSIMフリーの違いを簡単に整理
SIMロックとは、特定の携帯会社(キャリア)でしか使えないように、スマートフォンにロックがかかっている状態のことです。例えば、ドコモで購入したスマートフォンにはドコモのSIMロックがかかっており、そのままではauやソフトバンクのSIMカードを挿しても通信ができません。※SIMが無効ですと表示されることがあります。
一方、SIMフリーとは、このロックが外れた状況で、どの携帯会社のSIMカードでも設定さえ行えば、自由に使える状態の端末を指します。
SIMロックがかかっている携帯電話は2021年までに発売されたものが多く、キャリアショップや家電量販店で購入された、いわゆる普通の一般的なスマートフォンでした。
現在は、所定のSIMロック解除手続きを行うことで、SIMフリーの状態にすることができます。
現在買取をご依頼いただく携帯電話にはSIMロックの有無で、買取価格の増減が発生することがあります。
では、SIMロック端末とSIMフリー端末では、買取額にどれほどの差が出るのでしょうか。以下の表で比較してみましょう。
| 比較項目 | 【推奨】SIMフリー端末 | SIMロック端末 |
|---|---|---|
| 使えるキャリア | 全キャリア・格安SIM(MVNO)すべて対応 | 購入したキャリアのみ |
| 購入手段 | 新品購入の際には、ほぼ全ての端末が該当 | 譲渡や中古で購入するもの |
| 買取価格 | 数千円アップ | 通常価格より減額対象 |
買取店がSIMフリー端末を高く評価する理由
SIMロックを解除した端末の買取価格が高くなる理由は、全キャリアのスマートフォン利用者が使えるからです。
もしドコモのSIMロックがかかった端末があった場合、それを中古で購入したいと考えるのは、基本的にドコモ回線を使っているユーザーに限られます。しかし、SIMフリーの端末であれば、ドコモ、au、ソフトバンクのユーザーはもちろん、格安SIM(MVNO)のユーザーまで、すべてのユーザーがご利用いただけます。
より多くの人に販売できる見込みが立つため、その分、仕入れ価格である買取価格を高く設定することができるのです。
なぜ数千円〜1万円以上もの差が出るの?
査定額アップと、本来引かれるはずの減額を回避することで、結果として手元に残る金額が大きく変わります。
- SIMロック解除による査定アップ: 販路が広がるため +3,000円〜5,000円 程度アップすることがあります。
- SIMロック減額の回避: ロックがかかったままだと需要が限定され 数千円〜の減額 対象に
- スムーズな手続き: 未解除による返送・再査定コスト(数千円相当)を削減
※査定金額は機種や相場により変動いたします。
自分のスマホは解除が必要?事前に確認すべき条件
早速SIMロック解除をしようと思った方も、まずはご自身のスマートフォンが解除手続きの対象となるかを確認する必要があります。
2021年10月1日以降に発売された端末は原則SIMロックをかけられない
総務省のガイドライン変更により、2021年10月1日以降に新たに発売されたスマートフォンについては、原則としてSIMロックをかけられないことになりました。つまり、この時期以降に発売された新しいモデルをキャリアで購入した場合、端末は最初からSIMフリーの状態であり、解除の手続きは一切不要です。なお、iPhone 13シリーズはキャリア版でもSIMロックなしで販売されています。
必須確認!ネットワーク利用制限(赤ロム)になっていないか
SIMロック解除手続きを行うための大前提として、その端末がネットワーク利用制限にかかっていないことが絶対条件となります。端末代金の分割払いが滞ったりした場合に、キャリアがそのスマートフォンにネットワーク利用制限をかける場合があります。そのような通信に制限がかかった端末ではSIMロック解除手続きが難しい場合があります。
このように制限がかかった状態の端末は赤ロムと呼ばれ、SIMロック解除の手続きができないだけでなく、ほとんどの業者で買取自体が不可、あるいは大幅な減額となることが多いです。
【共通の事前準備】IMEI番号(15桁)の確認
どのキャリアで手続きをする場合でも、必ず事前にIMEI番号(端末識別番号)という15桁の数字が必要になります。以下の方法でサクッと確認して、メモしておきましょう。
- 方法①(一番簡単): 電話アプリのキーパッドで*#06#と入力する
- 方法②(iPhone): 設定→一般→情報を開く
- 方法③(Android): 設定→デバイス情報または端末情報を開く
【キャリア別】無料で簡単!SIMロック解除の具体的な手順
ここからは、主要3キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)別の具体的なSIMロック解除手順を解説します。まずは各キャリア共通の注意事項をご確認ください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| SIMロック解除の手数料 | 3キャリアとも無料(Web・店頭ともに無料) |
| 赤ロム(利用制限あり)端末 | SIMロック解除不可 |
| SIMロック解除 ≠ 回線契約の解除 | 解除後も現キャリアはそのまま使用可 |
| データ消去の有無 | なし(写真・アプリ・LINEなど消えない) |
| 中古・譲渡品の解除 | ドコモ・au・ソフトバンクすべてWeb対応可 |
ドコモ(My docomo)での解除手順
ドコモユーザーはMy docomoから手続きを行います。手続きに必要なdアカウントを用意してください(ドコモ契約がなくても無料で作成可能です)。Web手続きは24時間対応しています。
- My docomoにアクセスし、dアカウントでログインします。
- お手続きメニューから解約・その他→SIMロック解除を選択します。
- 二段階認証コード(メール)を入力します。
- 事前に確認したIMEI番号を入力します。
- SIMロック解除に申し込むにチェックを入れます。
- 【要注意ポイント!】 注意事項を読んで閉じるを押さないと、同意チェックボックスにチェックが入れられない仕様になっています。ここでつまずく方が非常に多いので注意してください。
- 完了通知用メールアドレスを確認・入力し次へ進みます。
- 端末情報を確認し手続きを完了するをタップすれば完了です。
補足:手続き完了後、登録メールに解除完了メールが届きます。Androidの場合はメールにSIMロック解除コードが記載されるので、必ず控えておいてください。
au(My au)での解除手順
auユーザーはMy auから手続きを行います。手続きに必要なau IDを用意してください(公式サイトから無料で作成可能です)。
- au SIMロック解除専用ページにアクセスし、au IDでログインします。
- au/UQ mobileで購入した端末を選択します(中古・譲渡品の場合はその他の端末)。
- プルダウンから端末を選択、または中古品の場合はIMEI番号を入力します。
- 次へ進み、最終確認画面でこの内容で申し込むをタップします。
- au IDに登録のメールアドレスに2段階認証メールが届くので、メール内のURLをクリックして2段階認証を完了させます。
【要注意ポイント!】Androidの場合は端末側の操作も必要です。 Web上の手続きだけでは完了しません。以下の操作を行わないと解除済みにならないため、そのまま売ってしまうとトラブルになるケースがあります。
- au以外のSIMカードを挿入し電源を入れる
- Wi-Fiに接続する
- 設定→デバイス情報→ステータス→SIMロックの状態→SIMカードの状態を更新をタップ
- 今すぐダウンロード→ 再起動
- 再び同じ手順で確認し、ステータス:許可と表示されれば完全に完了です。
ソフトバンク(My SoftBank)での解除手順
ソフトバンクユーザーはMy SoftBankから手続きを行います。手続きに必要なSoftBank IDを用意してください(無料で作成可能です)。
- Wi-Fiをオフにした状態でMy SoftBankにアクセスしログインします。
- SIMロック解除のお手続きページへ進みます。
- SIMロック解除手続きの最下部でIMEI番号を入力します。
- 次へ進み、端末情報を確認し解除手続きをするをタップして完了です。
補足:Androidの場合は解除コードが表示されるので必ずメモしてください。また、ソフトバンクの解約済みユーザーや中古端末の場合でも、Webで手続き可能です。
SIMロック解除に関するよくある質問(Q&A)
Q. 解除するとスマホのデータ(写真やLINE)は消えてしまうの?
A. いいえ、消えません。LINEのトーク履歴も写真もアプリもそのまま残ります。スマートフォンとしては全く変わらず、他社のSIMカードも受け付けるようになるだけですので、安心して手続きを行ってください。
Q. SIMロック解除=今のキャリアを解約するってこと?
A. いいえ、違います。SIMロック解除=契約解除と勘違いされている方も多いですが、解除しても現在契約しているキャリアの通信や通話はこれまで通り全く問題なく利用できます。
Q. 別会社のSIMに変えたら使えなかった。SIMロック解除のトラブルなの?
A. その可能性もありますが、別会社のSIMを使うためには別途APN設定が必要です。SIMロック解除してSIMカードを差し替えただけでは、格安SIMでのネット通信はまだできません。APNプロファイルのダウンロードという別の初期設定が必要になる点にご注意ください。
買取査定前にはSIMロック解除しましょう!
まとめ:スマートフォンの買取前にはSIMロック解除を行いましょう!
スマートフォンの買取において、SIMロック解除はやらないと損と言えるほど重要な手続きです。撮影しながらでも5分程度で終わる無料の手続きを行うだけで、機種や店舗によっては買取価格が数千円から上がる可能性があります。
当店では、独自の幅広い再販ルートを活かして特別価格で高価買取しております。もちろん、データ消去も専用ソフトを用いて完璧に行いますので、セキュリティ面もご安心ください。
使わなくなったスマートフォンをお持ちの方は、ぜひ本記事を参考にSIMロック解除を行い、当店の無料査定をご利用ください。

