時計買取のザ・ゴールド新白河店のBECKHAMです。
買取りの経緯
お客さまがお若い頃にご購入されご愛用されていたお品物です。使用頻度やメンテナンス代も考えられそろそろ売りに出そうかとご検討、お持ち込み下さいました。
買取のポイント
高級時計は維持していくのにメンテナンス費用も掛かります。オーバーホールを定期的に行い、長くご愛用することが可能です。代々受け継いでいくも良し、オーバーホールの時期を見据えて新しい時計を購入する資金や他に必要なお品の資金に換えるのも良いです。
ご成約ありがとうございました!
チューダー サブマリーナについて
スイスの高級腕時計メーカー『ロレックス』は名前を聞いたことがない人はいないくらい認知度が高いブランドだと思います。ですが『チューダー、チュードル』の名前を知っている人はロレックスと比べるとかなり少なくなってしまうと思います。今回はそんなチューダーというブランドについて書いていきたいと思います。
始めにチューダーは元々ロレックスの弟会社として1930年にイギリスで設立しました。簡単に位置付けをすると、ロレックスの廉価ブランドのような形になります。チューダーの最大の特徴はロレックスの製品と全く同じパーツが使われているという点である。ではなぜロレックスとチューダーで会社を分けたかというとロレックスの創業者であるハンス・ウィルスドルフの経営戦略によるもので仕方なく会社を二つ作った。ロレックスはオメガやパテック・フィリップなどの他の有力ブランドと比べると50年から100年ほど遅れる形で時計市場に参入しており懐中時計の時代が終わり腕時計が主流になる時代に出てきたブランドである。にもかかわらずロレックスは創業当時からオメガなどと並ぶようなかなり強気な価格設定をしていました。そのため当然オメガなどと比べると知名度もなく信頼もありませんのでなかなか売れず経営に苦しみました。普通であれば顧客の信頼がある程度の物になるにつれて少しづつ価格を上げていきますがそうではなかったからです。ですがハンスは価格にこだわりを持ち続けロレックスというブランドは高級な物というブランドイメージを大切にしていました。そこで考え付いたのが廉価ブランドを作るという事でした。名前を変えることによりロレックスのイメージには傷をつけないという方法を思いついたのです。時計の心臓部であるムーブメント以外はロレックスのパーツを使いロレックスの売りである高い防水性や実用性を低価格で幅広い方たちに知って欲しいと思いで設立したブランドそれが『チューダー』なのです。チューダーは瞬く間に世間に知れ渡りその価格と性能で人々の信頼を得ました。現代で言うコスパの良い商品だったのです。そのおかげもあり親会社であるロレックスも徐々に売れるようになり現代では知らない人はいないようなブランドにまで上り詰めました。
以上の事からチューダーは縁の下の力持ちのようなブランドと言えるのです。
今回紹介したサブマリーナはその代表作の1本なのである。
最後に
ザ・ゴールドでは、予約を頂いてからの出張買取サービスも行っております。出張料や査定は無料ですので、お気軽にお問合せください。(*^。^*)