骨董買取のザ・ゴールド釧路店のつむつむです。
買取りの経緯
出張買取のご依頼でご訪問させていただきました。着物や帯の査定を希望されていたお客さまです。
亡くなったお婆さまのお品物や、ご自身が使わなくなったお品物と、
様々なお品物を拝見させていただいたうちの一つです。
お客さまも、使い道がないとのことで、お任せいただきました。
買取りのポイント
これから、お引越しのご予定があるとのことでたくさんのお品物を拝見いたしました。
ご自宅に訪問させていただくことで、次から次とご不要なお品物を
ご準備いただき査定させていただくことができました。
店頭にご持参するには、量がたくさんあったので出張買取りを利用していただいたそうです。
蓋置について
蓋置とは、釜の蓋や柄杓ひしゃくを置く道具。竹製・陶製・金属製などがあるそうです。江戸時代の茶書には竹の蓋置についてその内容が細かく記載がされているそうです。
基本となる原型は千利休が選んだといわれる火舎香炉、五徳、三葉、一閑人、栄螺、三人形、蟹、の7種類で、
7種類のうち5種類はすでに作られていたので、「火舎香炉」と「三人形」が加わり7つの蓋置になったそうです。
一閑人とは、井戸にしがみつくようにして中を覗く唐人を模したもので、三人形は唐子が後ろ向きに3人で手を繋いでいる様子を模したものです。
蟹の蓋置は茶書によると「筆架を用ゆ」とされており、筆おきなどの文房具を見立て蓋置としたようです。
一説によると、足利義政が銀閣寺の庭に、景色として唐金の蟹を13個置いたことで、その1つを蓋置にしたのがはじまりともいわれています。
江戸幕府の大老であった井伊直弼は茶の湯やきものに興味があり、自身でも茶道具を作りました。
江戸乾山窯6代 緒方乾也のもとでやきものの指導を受けて、五徳、古印、蟹、火舎、三葉、栄螺、三閑人の7種類を作っています。
最後に
お客さまのお家で使わなくなった帯や着物はありませんか?ザ・ゴールドでは無料の出張買取を行っております。
査定して欲しいが店舗まで持っていくのが大変と思う方は、
是非一度お電話下さい。