帯と着物のザ・ゴールド三条店の大吉です。
本日は、『IWC』のお話です。
時計愛好家の方も認めるスイスの時計メーカー『IWC(インターナショナル・ウォッチ・カンパニー)』。
伝統的な時計作りを重んじるスイスメーカーではありますが、“創業者がアメリカ人” “時計工房はドイツに近いドイツ語圏のシャフハウゼン”という他のスイスメーカーとはくらべると特異な点があります。
1868年にスイスにて創業し、スイス時計の伝統を継承しながら今日にいたるまで精巧な時計をつくり続け、 現在ではスイス生粋の時計メーカーとして知されています。
シンプルな主張しすぎない洗練されたデザイン。 職人の持つ確かな技術から生まれた実用性の高さが特長です。 このことからよく”質実剛健”であるという評価を受けています。
IWCの魅力の一つは、毎年のようにどれかのモデルを刷新していることです。 外装デザインを大幅に変更することも多くあり、ムーブメントの進化もしばしばあります。 例えば、アクアタイマーは毎回のデザイン進化に驚かされるシリーズです。 さらに、パイロットウォッチのマークシリーズは 「マーク12→マーク15→マーク16→マーク17→マーク18」と名称でも進化を分かりやすく表現しています。 まだまだ新しく人気シリーズでも新しいモノを作り出す、進化し続ける職人のこだわりを感じる時計メーカーなのです。
新しいモノを作り続けながらも、IWCでは 「1868年の創業以来に製造されたどんな時代の時計でも、修理やメンテナンスを受け賜ります」と宣言しています。 30年・50年・100年前の時計でも、しっかりと修理してもらえるのです。 修理には、部品だけでなく製造ノウハウを保管する必要があり、 修理依頼が来るかどうか分からない古いものまで保管しなければならなくなります。 その保管コストも、時間が経てば経つほど企業には大きな負担になってしまうので、 通常は、製品が生産終了してある程度の期間が過ぎてしまうと直してもらえなくなります。 しかし、IWCでは過去の作品に対してもしっかり責任をもっているのです。
「息子や孫に受け継ぐことができる時計が欲しい」という方は、IWCを選択肢の1つに入れてみてはいかがでしょうか(*^-^*)