金無垢、プラチナ無垢など高級な素材の時計がある中で、
どうしてステンレスの時計がこんなに高いのだろう？
と思ったことはないですか？
ステンレスというと時計はもちろんのこと、台所のシンクなどにも用いられ
とても高額な素材だとは思えないと考えている方もいるかもしれません。
しかし、今や細かく分けるとおおよそ1000種類とも言われるほどステンレスには種類があり、
シンクなどに使われる安価なステンレス、医療用器具などに使われる金属アレルギーを起こしにくいステンレス
などさまざまな種類があります★
ここで、各ブランドで用いられているステンレスについて、2つほどご紹介します。
★SUS316L
海水や各種媒質への耐粒界腐食性を強化し、高い耐食性を持っています。
ブライトリングやパネライ、 ゼニスなどに使われているステンレスです。
医療用器具に使われるサージカルステンレスとしても有名で、金属アレルギーの心配がほとんどありません。
また、ブライトリングはそのステンレスを150トンもの高圧力で叩き、
1回毎に熱処理を施して鍛えられ、冷やされ、また叩く、この工程が何度も繰り返されて、
不純物を限りなく排除しているため非常に耐久性の高いパーツに仕上げられています。
★SUS904L
SUS316Lをさらに強度を増したステンレスで、海水はもちろん硫酸、塩酸にも強いステンレスです。
ロレックスの時計に使われています。
非常に高価な素材で、鍛造するのにも高額な設備投資が必要なようです。
ニッケル含有量が多い分、金属アレルギーの方にはあまりおすすめできない材質でもあります。
デザイン性、機能性、さらにはブランド料など、高額な時計には様々な料金が含まれていますが、
それだけでなく、品質へのこだわりが伺えますね。
私は少し時計の見え方が変わってきました♪
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