帯と着物のザ・ゴールド函館店の海苔巻きです。
今回は「チュードル」のお話をします！
皆さまは「チュードル」という 時計ブランドをご存知ですか?
「チュードル」はロレックスの廉価版ブランドとして 1930年に誕生しました。
創業者は、ロレックスと同じハンス・ウィルスドルフで 創業地もロンドンでした。
「チュードル」は当時、本社のあったイギリスでの
市場拡大を目的にお買い求めしやすい価格で腕時計を販売しました。
「チュードル」の腕時計が一般庶民に受け入れられた事で
ロレックスが現在の知名度を得る事に貢献しました。
「チュードル」というブランド名は歴代5人のイングランド王を
輩出したチューダー家から名づけられ、当時はイングランドの
紋章であるバラをアレンジしたものを使用し
イギリスという土地柄に合わせた時計を製作していました。
「チュードル」の最大の特徴は
ロレックスと共通のパーツが使用されたことです。
特にアンティークモデルではケースをはじめ
王冠マークが入ったリューズやブレスそして
細部のパーツに至るまで機械以外のほとんどの部分に
ロレックス製のものが使われ、裏蓋には
ロレックスの廉価版ブランドであることを示す
ROLEXの刻印がされております。
(ロレックス製にはありません）
「チュードル」はロレックスの後を追う形で展開します。
５０年代からロレックスがスポーツウォッチの
開発に力を入れると徐々に「チュードル」も
スポーツ系モデルを提供するようになりました。
1990年代頃からは独自路線に舵を切り、現在では
もはやロレックスの廉価版としてではなく時計界を代表する
ひとつのブランドとして注目を集めています。
モデルバリエーションは、ロレックスとほぼ同じラインナップでしたが
近年では、チュードルオリジナルの品も出てきて
ロレックスから独立し、注目されるブランドであります。
シンボルマークはバラの紋章のアレンジから変わり
盾の模様が使用されています。
いかがでしたか？
「チュードル」という時計ブランドの奥深さ 伝わりましたでしょうか?
最後までお付き合いいただきありがとうございます！
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