ジャガールクルトのレベルソ
ケースを裏返しにすることが出来るデザインで有名です。このデザインは1931年に誕生しました。80年以上のロングセラーの時計です。
ポロ競技の時に風防を守るために裏返しにする反転デザインが作られたと言われています。
ですからスポーツ用の時計としてつくられたようです。
個人的にはこの話を聞いた時には驚きました。
高級時計のレベルソが私の第一印象でしたので・・
スポーツ用とは言え、1930年ごろにポロを楽しむ人の為の時計ですから、
たしかポロって王様のスポーツと言われていたと思います。
と言う事はやはりセレブの方の時計ですよね。
販売当初は、オーダー品。
機能だけではなくデザインも上流階級の方々に好まれるものではなくてはいけなかったのかと想像します。
やはりスポーツ用の考え方は誕生当初のようで、今はクラシカルなドレスウォッチとして支持されています。
また、一時期レベルソの生産がストップした時期があるようです。自動巻きムーブメントが求められてたときです。
そしてレベルソには防水機能がありませんでした。
これらの理由で生産がストップしたようです。
そして、1984年に新生レベルソとして生まれ変わったのです。
防水性を備え、自動巻きのレベルソです。
新生レベルソはこれまでのケースと違う50以上のパーツから成り立つ複雑ケースを開発したのです。
レベルソはラテン語で「回転する」という意味があるそうです。
レベルソが誕生した時は、風防を守る意図でしたが、近年は裏面を有効活用するという傾向があるようです。
また個人的な考えですが、忙しい時など、時間を見たくない!知りたくない!気にしたくない!というときに回転させて裏面にしておくという活用はいかがでしょうか~?!
表面と裏面で別の時間を表示できる機能があるレベルソヂュオというモデルもあります。
レベルソはサイズか多いです。 現在は、レベルソ・ワンは16ミリと20ミリ
レベルソ・クラシックは21ミリ、24ミリ、26ミリ、27ミリ、28ミリ
レベルソ・トリビュートは26ミリ、30ミリとあります。