今日は機械式時計トのトラブルとメンテナンスについてお話します。
どんな原因が多い?
A 時計のトラブルナで多いのが経年劣化による脂ぎれがトラブルの原因となるケースが多い。
油切れの状態で動作を続けると歯車のホゾなどが摩耗していきます。
そこから発生した金属粉がムーヴメントのいたる所に撒布され、酸化し錆となる。
こうなると、時間が止まったり、遅れたりしはじめます。
通常は洗浄し注油するだけで問題ないのですが、重度な症状だとパーツ自体を交換しないといけなくなる。
リューズが空回りする・・・
A ゼンマイが切れています。修理しましょう。
原因の多くは、手動によるゼンマイの巻きすぎです。
内部はとてもデリケート。特にリューズの操作はメカに直結しているため、丁寧に扱いましょう。
自動巻きの場合は、無理にリューズを使用する必要はありません。
ローターで巻き上げたほうが機械にはやさしいです。
長期間時計を使わないときに気をつけること。
A 定期的にチェック。機械式の場合は、ムーヴメントを適度に動かすことが大事。
針が止まっている状態は、人間でいう寝たきり状態。
ベストはワインダーを使用することですが、きづいた時にゼンマイを巻き上げると良いでしょう。
長く良い状態でずっと使いたいですね。
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