銀【浜松若林店】

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シルバーについて

シルバーの反射率はすべての金属の中で最高であり、
これを利用して鏡や反射フィルムなどの反射の必要なものに銀は多用されます。
中でも鏡の製造において銀は欠かせないものです。

鏡を製造するには、真空中に於いて銀を高温で熱し、気化させ、目標物に蒸着させます。
銀は、その白い輝きから宝飾品としても広く利用されてきました。
貴金属のなかでは比較的産出量も多く安価であるため、
日本では特にシルバーアクセサリーとして若者向けの宝飾品として人気がありますが、
最近は一般的にも用いられるようになっています。

こうしたアクセサリーに使用される場合、
黒ずみにくいようにロジウムなどによってメッキが施されることが多いそうです。
特にヨーロッパにおいては、銀食器の使用はステータスを示すものとされて珍重され、
ナイフ、フォーク、皿、燭台、ポット、その他多種多様な銀食器が製造されました。

銀が比較的安価になりかなり多くの家庭に手が届くものとなっても銀食器の珍重は続き、
また、銀は金ほどではないが展性に優れ薄く延ばしやすいので、銀箔も多用されています。

このほか、絵の具として銀泥も使用され、
他にも、延性および展性に富み、その性質は金に次ぎ、
1 gの銀は約2200 mの線に伸ばすことが可能だそうです。

また、銀イオンはバクテリアなどに対して強い殺菌力を示すため、
現在では広く抗菌剤として使用されています。

例えば抗菌加工と表示されている製品の一部に、銀化合物を使用した加工を施しているものがあります。
ちなみに、世界で最も銀の産出量の多い国はメキシコで、以後中華人民共和国、ペルー、オーストラリア、
ロシア、チリ、ボリビア、ポーランド、アメリカ合衆国、カナダの順となっています