おもな貴金属品にはどんな種類があると思いますか?
ザ・ゴールドで取扱いしているおもな貴金属品は「金」「プラチナ」「銀」なので、
そのお話をさせて頂きます。
貴金属は、純度が高いほど柔らかいものです。(K24、Pt1,000)
そのまま純度100%の状態で使用すると柔らかくて歪んでしまうので、
アクセサリーの細工や加工には向いていません。
硬さが足りないと、石を留めている爪が緩まって外れてしまったり、
アクセサリー自体が歪んでしまう原因になってしまうからです。
では、どのようにして強度を保つのでしょうか・・・
それは、純金や純プラチナに他の金属を混ぜる事によって強度を高めることが出来ます。
この混ぜる金属のことを「割金」といいます。
割合は
プラチナ1000 (純度100%)
プラチナ950 ⇒ プラチナ95% + パラジウム5%
プラチナ900 ⇒ プラチナ90% + パラジウム10%
プラチナ850 ⇒ プラチナ85% + パラジウム15%
結婚指輪や婚約指輪にはプラチナ1000やプラチナ950を使われたりしますが、
一般的なアクセサリーに使われるのはプラチナ900とプラチナ850が多いです。
金にはイエローゴールド、ホワイトゴールド、ピンクゴールドなどがあります。
それぞれ混ぜている金属も違うんですよ。
まるで絵具を混ぜ合わせて色を作る感じですね。
24金 (純金)
18金イエローゴールド ⇒ 金75% + 銀12.5% + 銅12.5%
18金ホワイトゴールド ⇒ 金75% + パラジウム25%
18金ピンクゴールド ⇒ 金75% + 銀5% + 銅20%
他にも22金・20金・14金・10金・9金などがあります。
銀製品には、SV1000(純銀)・SV950・SV925(スターリングシルバー)などがあります。
割金には、すず・銅・鉛を使われる事が多いです。
このように他の金属と合わせてアクセサリーの強度を高め、歪まないように工夫しているわけです。
アクセサリーではプラチナ900やプラチナ850、18金が多くあるのはこのためです。
是非アクセサリーを買われる時は、しっかりと刻印を確認してみましょう!
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