帯と着物買取のザ・ゴールド新潟中央店のREN子です。
買取りの経緯
「生前、母が仕立ててもらった着物だけど、身長が違って誰も着られないの。私も自分で着付けも出来ないし、このまま仕舞っておくのは着物が勿体ないと思ってお願いしたい。」と、牛首紬の証紙が付いているお品をお持ち頂きました。買取りのポイント
「とっても気に入っていたみたいで、お手入れも心がけていたみたい。」と仰られていた通り、大切にされていたのが伝わって来るシミや汚れのない、とても状態の良いお品です。牛首紬について
産地である石川県白山市・白峰の旧地名『牛首村』に由来しているそうです。平治の乱で敗れ牛首に流れてきた源氏の落人・大畠某の妻女が機械の技を伝授したことが始まりとされているそうです。
通常、一匹の蚕が1つの繭を作るのですが、稀に二匹の蚕が1つの繭を作る『玉繭』があります。その玉繭を主として織られてきたものが牛首紬だそうです。