帯と着物のザ・ゴールド上越店の大吉です。
本日は、チュードルのお話です。
ロレックスの本社があったイギリスでの市場拡大を目指し、低価格ブランドとして誕生させたチュードル。
ムーブメントはETA(エタ)社のムーブメントを搭載し、他はロレックスのパーツを用いることで、低価格を実現したのです。
「チュードル」というブランド名はイギリスの「チューダー(TUDOR)」家に因んで付けられました。
チューダー家はエリザベス女王一世を始めとする5人の歴代イングランド王を輩出した名家。
チューダー家の紋章であるバラをモチーフにしたロゴを当初は使用していました。
初期のバラのロゴは小さく、当時のモデルは「コバラ」と呼ばれ、その後、バラのサイズが大きくなり「デカバラ」と呼ばれるようになりました。
チュードル好きな方は、現行モデルと同様に、アンティークの「コバラ」「デカバラ」は大人気です。
アンティークのチュードルには、裏蓋・リューズ・バックルなどにロレックスのロゴが入っているものもあり、 特に人気があります。
1970年代、ハンス・ウイルスドルフ氏の死を境に、現在の盾のマークのロゴにな変わりました。
デイトジャストのような「プリンスデイト」。デイデイトのような「プリンスデイデイト」、 サブマリーナのような「ハイドロノート」など、本家ロレックスのようなモデルが沢山ありますが、 本家に比べて、デザインやサイズバリエーションが豊富なので、女性でもスポーツモデルの着用することができるのです。
日本に正規代理店がなく、メンテナンスはロレックスが受けていました。
2018年 10月31日、 日本名を「チューダー」として正規店がオープンしたのです。
今回の進出を機に、人気が高まる予感がする「チューダー」です。