貴金属・時計・ブランド買取専門店のザ・ゴールド苫小牧店のつじゆです。
今回はロレックスの製造年を確認する方法をご紹介していきたいと思います。
ロレックスの製造年をシリアルナンバーで確認する方法
ロレックスのシリアルナンバーが刻まれている場所は製造年によって大きく2つに
分かれています。
① 2010年G番以前の個体
1987年後半から2010年に製造されたロレックスの頭文字にアルファベットが配らされたシリアルナンバーが刻まれています。1987年から2010年に製造された個体は6時位置のブレスレットを外してケース側面をみればシリアルナンバーを確認する事ができます。
② 2010年G番以降の個体
文字盤の見返り部分にシリアルナンバーが書かれているのでブレスレットを外さなくてもシリアルナンバーを確認できるようになりました。
とりあえず文字盤の見返り部分を確認しシリアルナンバーの刻印が無ければ、ブレスレットを外してケース側面を確認するといいと思います。
シリアルナンバーで製造年を確認する方法は1927年から2010年までに製造された個体で確認する事ができるようです。
頭にアルファベットが使われる以前(数字のみ) 表の1部です。
【シリアル】 【製造番号】
21691~ 1927年
23969~ 1928年
24747~ 1928年
28290~ 1930年
29312~ 1932年
29933~ 1933年
30823~ 1934年
1941年からシリアルが6桁になります。
頭にアルファベットが使われたもの
【シリアル】 【製造年】
R000001~ 1987年~1988年
L000001~ 1989年~1990年
E000001~ 1990年~1991年
X000001~ 1991年
N000001~ 1991年.
C000001~ 1992年.
S000001~ 1993年
W000001~ 1994年~1995年
T000001~ 1996年
U000001~ 1997年
A000001~ 1998年~1999年
P000001~ 2000年
K000001~ 2001年
Y000001~ 2002年
F000001~ 2003年~2004年
D000001~ 2005年
Z000001~ 2006年
M000001~ 2007年から2008年
V000001~ 2009年
G000001~ 2010年
ちなみにシリアルナンバーが8ケタで英数字がランダムに入ったものは2010年以降に製造されたものになります。
2010年以降はシリアルナンバーで製造年が特定できなくなっています。
【クラスプコードで製造年を確認】
ギャランティーやケースに刻まれたシリアルコード以外にも、クラスプコードで製造年数を判別する方法もあります。
クラスプコードはクラスプにある「ロゴの右」に刻まれてあるアルファベットの事をいいます。シリアルナンバーとは別に製造年によって割り振られた固有の番号が存在しています。
ただし、ブレスレット交換されていると刻印が変わってしまうので、確実に製造年と時計が一致するとは言えないが、だいたいの目安になると思います。
クラスプコードがどこに記載されているかと思われる方も多いと思いますが
「STTELINOX」の刻印の上にアルファベットが記載されておりそちらがクラスプコードと言われています。ちなみにSTTELINOXの”INOX”はフランス語のinoxydableの略で「酸化されない」という意味をもつ言葉で、ステンレススチール製という意味をもつ刻印で、普通なら「stainless steel」と刻印するところですが、ロレックスは敢えてSTTELINOXと刻印するところがとてもお洒落ですね。