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ロレックス サブマリーナデイト Ref.16610【新川店】

ロレックス サブマリーナデイト Ref.16610【新川店】 北海道札幌市にあるザ・ゴールド 新川店の画像1

帯と着物のザ・ゴールド新川のアンディです。

ロレックス サブマリーナデイト Ref.16610は、製造終了しているモデルですが
1989年から2010年までロングセラーモデルです。この長い期間にはいくつか
マイナーチェンジしています。見た目にわかるマイナーチェンジとして代表的なものは、
暗い場所でも見やすくインデックスが光る仕上げに使用される塗料の種類が夜光塗料
(放射性物質を用いたもの)から蛍光塗料(光を浴びて蓄積する)へある時期から切り替わります。
文字盤6時付近の表記が変更になっていますので合わせて年代もある程度わかります。
夜光塗料を使用している印のSWISS-T<25の表記は1997年ころまで使用されていました。

この表記は、国際規格ISOにより定められたものです。放射性の発光物質は、
軍用やダイビングなどの特殊用途を目的とした時計にしか通常は用いられません。
ISO規格のISO 3157では、トリチウム(3H)とプロメチウム(147 Pm)の
2種類の使用しか認めない、と厳格に定めています。この2つは放射能の非常に低い物質です。
ISO 3157では、その放射能が一定の数値未満の場合、計時装置にその旨を記載する事が
定められており、その時計の文字盤には次の様に記載されます。

トリチウムを用いた場合: Tプロメチウムを用いた場合: Pm対して、一定の数値を上回る場合には
次の様に記載されます。トリチウムを用いた場合はT 25プロメチウムを用いた場合はPm 0.5です。
本題のロレックス サブマリーナデイト Ref.16610では、「Swiss T<25」の場合は、時計がスイス製であり、
かつ使用されているトリチウムの放射能が925 MBq (25 mCi)未満である事を示しています。このように
ISOの厳格なルールを厳守した印でもあります。1998年頃からは夜光塗料が使用されていますので
ISO規格には当てはまりませんので表記には「SWISS MADE」が記されています。この「SWISS MADE」は、
スイス法令により定められた要件を満たしている時計に記されています。

この要件の内容は、スイス製ムーブメントが使われていること、スイスでのケーシング、最終検査の導入です。
現行では、スイス製ムーブメントに関しては、製造コストの60%以上とされていましたが50%以上スイス国内で
支払われていることという定義内容に改正されています。この法令の背景にはスイス製の腕時計を購入する際に
高い品質とスイス時計製造における伝統にくわえてスイスで製造されているという高付加価値が含まれていることを
期待している消費者側の満足度を保証することがあります。ロレックスをはじめ世界有数のメーカーがスイスに
存在するのはこのような取り組みが認められていることにも他なりません。

ザ・ゴールド 新川店

〒001-0924

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