今回は憧れのブランド、エルメスのスカーフについてお話いたします(*´∀`*)ﾉ.+ﾟ
エルメスはティエリ・エルメスが、1837年にフランスのパリで開いた馬具工房です。
この当時のエルメスは、ナポレオン3世やロシア皇帝などを顧客として発展していました。
その後、自動車の発展による馬車の衰退を予見し、鞄や財布などの皮革製品に事業を移して
エルメスは成功しました。
現在でも馬具工房に由来するディックとタイガーはロゴに描かれています。
ディックとは四輪馬車のことタイガーは従者のことで、 ここに主人が描かれていない理由は、
『エルメスは最高の品質の馬車を用意しますが、それを御すのはお客さま自身です』
という意味が込められているからなのです。
エルメスのスカーフが始めて登場したのは、エルメスが誕生して100年後の1937年でした。
その記念すべき第一号のは、「カレ・オムニバスゲームと白い貴婦人」と名づけられ
瞬く間に当時の女性の間で人気となり、エルメスのスカーフとして大ブームを巻き起こしました。
エルメスのスカーフは『カレ』と呼ばれ、『カレ』とはフランス語で正方形の意味です。
特徴の1つとして、 『カレ』の多くのサイズは９０センチ四方とされています。
これは最初のカレが発表された時に決められたサイズで、およそ７０％がこのサイズです。
現在ではそれ以外にも７０㎝、４１㎝四方、ネクタイのように細いタイプなども展開されています。
もう一つの特徴は鮮やかな色合い、 エルメスの『カレ』１枚に使われる色は２色から４０色程にもなり
原画をもとに 熟練の職人によって配色・染色の調合がされ、1枚のスカーフが完成するまでには、
１年半もかけていると言われているのです。
徹底的な品質管理と丁寧な仕事は最高品への飽くなき探求によって生み出されています。
新作は毎年、春夏・秋冬の２回発表され、お客さまにコレクションブックとして配られております。
愛されるエルメス スカーフは親子2代でも使えるスカーフを目指して製作され、時代に左右されないデザインと
高品質を守る地道な努力の結果ですね。
また最近では使用するにつれ生地が摩擦するたびに匂いが残るように作られた、香料入りのエルメス スカーフが話題を呼んでいます。
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