着物のコラム

古い着物も買取できる?古くても高額買取査定になりやすい着物とは

親や親戚などから受け継いだ古い着物は、なかなか着る機会もなく、扱いが難しいものです。あまりにも古い着物は、着物買取の際に値段が付かない、安いというイメージが強く、捨ててしまう人も多いようです。しかし、実は古い着物の中にもしっかり値段が付く着物もあり、状態やお品物の種類によっては高額買取査定になることもあります。

古い着物にも値段が付く理由をはじめ、古くても高額買取査定になる着物の特徴、そして買取依頼時の注意点をご紹介します。


目次
訪日外国人の増加とともに着物が注目されています
高額買取査定になりやすい古い着物について3つのポイント
買取依頼時の注意点
まとめ

訪日外国人の増加とともに着物が注目されています

昨今の訪日外国人の増加に伴い、「日本の着物」は非常に注目されています。着物は日本の民族衣装とも言えるもので、その見た目は訪日外国人の目には大変特徴的、かつ魅力的に映っています。

海外から観光で日本にやって来て、その国特有の服を着てみたいと思うのは当然のことですよね。実際に東京の浅草や京都などの観光地では、外国人観光客向けに着物のレンタルや着付けのサービスを行っている業者が数多くあります。

着物のレンタルや着付けのサービスを行っている業者は、世界各国から訪日する外国人に対応しています。ホームページやパンフレットが複数の言語で作成されていることからも、着物レンタルがさまざまな国の人に利用されていることがわかります。

一時期、海外では「kimono」と呼ばれる和風のガウンがファッションアイテムとして流行したこともあります。その人気は根強く、今も「kimono」を愛用しているハリウッドセレブがいるほどです。

レンタル着物で利用されている着物の多くは、中古市場に出回っている着物です。今後も着物のレンタルや着付けサービスのニーズが高まるという予想から、着物の中古買取市場は活発な動きを見せています。そのため、今までは値段が付かなかったような古い着物でも買取できる可能性が高くなっています。古いからと言って捨ててしてしまうよりは、まずは、買取査定を依頼をしてみてはいかがでしょうか?

高額買取査定になりやすい古い着物について3つのポイント

古くても高額買取査定になりやすい着物には、3つポイントがあります。

1つ目は、着物の状態が良いこと
2つ目は、特定の種類や生地の着物であること
3つ目は、有名な作家や産地のものであること

1つ目の着物の状態ですが、言うまでもなく状態は良ければ良いほど買取査定額は高くなります。 古い着物でも、未使用でしつけ糸が付いた着物や着用頻度が低く、汚れやシミなどがない状態なら買取査定額に期待ができます。良い状態で着物を保管しておくためには、定期的に風通しをしたり虫干しをしたりなどのお手入れが必要になります。長期間、箪笥にしまったままの着物は、一度状態を確認してみてください。

2つ目の特定の種類とは、振袖や留袖などになります。これらの種類は、元々の販売価格が高額であることに加え、色鮮やかで豪華なものが多く、レンタル着物の場合でも、非常に人気が高い着物になります。生地については、正絹や紬など素材そのものに価値があるものを指します。

3つ目の有名な作家や産地の着物については、当然ですが、中古市場でも高額で取引されています。状態が良ければ、古さはむしろプラスの要素になることもあり、思いがけず、高額買取査定になることもあります。プラスになる古さとは、アンティークやヴィンテージという類の着物になります。有名作家については、特に人間国宝に指定されている作家の着物は、高額買取査定が期待できます。

買取依頼時の注意点

買取依頼時の注意点としては、3つあります。

1つ目は、季節によって需要が高い着物があることを知ること
2つ目は、着物の状態を良く保っておくこと
3つ目は、付属品も一緒に売ること

1つ目の季節によって需要が高い着物があることを知るとは、例えば成人式の前には振袖が、卒業式や入学式などの前には袴や訪問着などの需要が高まるということです。生地によっては夏専用の素材もありますので、夏物の着物はシーズン本番になる前に査定依頼をして、シーズン中に市場に出すことにより、買取査定額のアップが期待できます。

2つ目の着物の状態は、より新品に近い方が良いというのは言うまでもありませんが、たとえ新品の状態でも、年月が経つと、着物は湿気の影響を受けやすいため、黄ばみやカビなどが出やすくなりますので注意が必要です。

長期間保管する場合は、定期的な風通しや虫干しなどが必須となります。また、着物に汚れがついても、自宅でシミ抜きなどはせずに、必ず専門業者に依頼するようにしましょう。

3つ目の付属品とは、帯や帯締め、専用に誂えた長襦袢などなります。特に、その着物専用に誂えた帯や長襦袢をセットにして買取査定を依頼をすると、買取査定額がアップすることがあります。また、付属品の小物だけでなく、証紙や残布があることで買取査定額のアップが期待できます。

証紙や残布がない場合でも、経験豊富な当社の査定士は、自分の目で着物の価値を見極めることができますので、高額買取できる可能性は十分にあります。

古い着物の買取査定はこちらからご相談ください。

まとめ

古い着物は、なかなか着る機会がなく、箪笥に納めてしまう方が多いです。そんな古い着物の買取ポイントについてご紹介しました。

着物そのものの状態が良いことはもちろん、作家や産地、ブランドの証明となる証紙や残布を付けることや買取査定を依頼するタイミングも重要になってきます。今回のポイントを参考に古い着物の買取査定を検討してみてはいかがでしょうか。

古い着物の買取査定はこちらからご相談ください。

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