着物のコラム

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木村雨山(きむらうざん)の着物と買取相場について

木村雨山は加賀友禅において人間国宝となった唯一の人物です。1891年(明治24年)石川県金沢市に生まれ、6歳上の兄に日本画家の木村杏園がいます。父は加賀藩が独自に発行した藩札(紙幣)を書く職人で、筆や文字に囲まれた環境で育ち、幼少期から絵の才能を発揮していたそうです。染織が盛んな金沢という土地柄もあ

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北村武資(きたむらたけし)の着物と買取相場について

北村武資は1935年8月京都市下京区五条生まれの、日本を代表する染色家です。1995年に【羅】、2000年に【経錦】で人間国宝の認定を受けています。父親を早くに亡くし、15歳で京都西陣の織物業に従事します。これが北村武資の染織業界への入り口でした。西陣で染織の技術を学び、研鑽、習得を重ねた後、

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城間栄順(しろまえいじゅん)の着物と買取相場について

城間栄順(しろまえいじゅん)は、300年以上続く紅型宋三家「城間家」の15代目。日本工芸会正会員で「沖縄紅型」の代表的作家です。1984年城間栄喜・栄順展2002年日本伝統工芸会NHK会長賞受賞2022年3月には沖縄本土復帰50年と栄順米寿(88歳)を記念し「紅(いろ)の衣展」開催

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着物の引き取りで損しない!賢い処分方法をご紹介!

着物の整理・処分を考えるタイミングはどんな時でしょうか?例えば、故人の遺品整理、引っ越し、健康状態の変化(高齢や病気になり着物を着られなくなった等)、 ライフスタイルの変化(茶道や華道などの習い事を辞められた等)など、様々な人生の大きな節目のシーンが予測されます。

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振袖の買取相場はいくら?売却方法や高く売るコツを徹底解説

振袖と言えば、未婚女性の第一礼装。気品高く、結婚式、成人式などの式典に着用される晴れ着です。未婚女性でも訪問着や色留袖を着用できますが、晴れ着の中でも振袖は一層格が高い着物となります。

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着物の生地の種類と見分け方!素材の特徴や利用シーンを解説

物の購入やお手入れを考えた時に、まず最初に理解しておきたいのが着物の素材です「着物生地は呼び名が沢山あって、覚えられない」という印象を持たれている方も多いと思いますが、そのモヤモヤを一気に解消します。お料理で例えると分かりやすいのですが、着物の生地を構成しているのは”素材=糸”です。

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老舗千總(ちそう)の特徴と歴史、買取相場について

千總は、室町時代の1555年に創業した京友禅の老舗です。 450年以上という長い歴史を持ち、一度は千總の着物を着てみたいと憧れを抱いた方もいるのではないでしょうか。千總ブランドは、「京友禅と言えば千總」と言われるほど、確固たるブランド力を形成しています。

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着物の紋とは?種類や格の違いも解説

若い時に人からもらった着物を、パーティに着ていったら、着物の紋がチグハグで、大きな恥をかいた。 とある機会に来店されたお客さまから、そんな体験談を伺ったことがあります。 知らない人が見ると、ただの模様に見えるその模様は、もしかしたら着物の「紋」かもしれません。

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塩沢紬とは?伝統工芸品に指定される織物の特徴を解説

塩沢紬は、新潟県の魚沼市、塩沢地方で作られる高級紬で、多くの着物愛好家にも高く評価されている織物の1つでもあります。 紬(つむぎ)とは、紬糸で織られた絹織物で、塩沢紬には生地の表面に細かなシボがあり、そのシボが独特な風合いを生むことで知られています。シボとは、織り上げ後の湯もみで捻りが戻る力によって

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龍村美術織物の帯や着物の特徴と買取相場について

“美術織物”という新たな芸術分野を確立した「龍村美術織物」は、初代龍村平蔵から現在の四代龍村平蔵へと引き継がれている、伝統的な織物ブランドです。 龍村平蔵は日本を代表する染織研究家で、初代龍村平蔵は経糸と緯糸で構成される織物に当時は確立されていなかった数多くの新しい技法を生み出しました。

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